材:チェリー、 引き出し側板、底板などは木曽ヒノキ
サイズ:高さ230 x 幅360 x 奥行き250mm
作者が運営するクラフト松風というサイトをご覧になったユーザーの方から依頼があり作成しました。印鑑や手帳、文房具などの身の回りの小物入れとして使う想定です。
本体はチェリーですが引出し内部を木曽ヒノキに変更しました。底板も無垢のヒノキです。
仕上げは前と同じくクルミオイルを使ってます。チェリーは使い込むに従ってだんだんと色が濃くなり風格が出てくる大好きな木材です。
引出しは 天板前面、外枠、三段の引出し正面、底板 に曲線を付け、天板や側面の板は引出しの曲面と合うように内部へ傾くようにカンナで削って合わせています。天板と側板は蟻組みで組み合わし、最前面で45度同士で組む留め加工で作ってます。
引出しは全て包み蟻という仕口で組み合わせ強度を持たせています。枠からの出し入れには吊り桟を使いコンパクトにしてますが、引出しに入れるものは小物が多くそれほど重くならないだろうと考えます。